関係者(多高同窓会・育友会・野球部後援会・OB会・保護者会)の方々へ

第89回全国選抜高等学校野球大会

岐阜県立多治見高等学校 甲子園出場に伴うご支援について(お願い)

謹啓 春寒の候、皆さまにおかれましてはご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。
平素は我が母校に対しまして格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび岐阜県立多治見高等学校野球部が「第89回全国選抜高等学校野球大会」に「21世紀枠」校として出場することになりました。関係者一同、感激と喜びに浸っております。
このことは、創立100年を数年後に迎える母校にとって、昭和21(1946)年創立の野球部にとっても悲願の快挙であります。また、厳しい練習環境の中で甲子園を目標に取り組んできた野球部員、多治見高校の全生徒、全同窓生にとって大きな励みとなる栄誉でもあります。
これは偏にこれまで支援してくださった皆さま、関係者の皆さまのご支援・ご声援の賜物と深く感謝しております。
振り顧みますと、我が母校は大正12(1923)年多治見高等女学校として創立され、その9月に関東大震災が起こりました。この大惨事に際して先輩たちはすぐに支援活動に取り組み義捐物資を送っています。
翌春には後藤新平復興総裁から「啓発知能成就徳器」の額が届きました。
当時女学校の先輩たちは、英語や物理などの授業だけでなく、サッカーやバスケットなどのスポーツ活動にも積極的に取り組んでおられました。その後学校は幾多の変遷を経て、現在の多治見高校となりましたが、創立当初の先輩たちの崇高な思いと行動を受けて、現在は「進取・努力・創造」の校訓を旗印に、「一人一人の文武両立」をスローガンに取り組んでいます。「知能を啓発し、徳器を成就す」の言葉は母校の生徒諸君を励ますとともに、「100年にわたる夢」を私たちに与え続けています。
今回、甲子園に出場するにあたり、選手諸君が多高球児の意気を示し伸び伸びと活躍することを祈念し、また支援する我々全員が心ひとつに応援することで、感動を共有すべく、同窓生の皆さまのご支援を強くお願いする次第であります。
甲子園出場には、選手経費、応援経費、事務経費その他多額の費用が必要になります。そこで、今回「岐阜県立多治見高等学校 第89回選抜甲子園出場後援会」を結成し、支援活動を進めることに致しました。
つきましては、出費多端な折、誠に恐縮ではございますが、何卒趣旨をご理解いただき、格別のご支援とご声援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

謹白

平成29年2月吉日

岐阜県立多治見高等学校
第89回選抜甲子園出場後援会
名誉顧問 古川 雅典(多治見市長)
名誉会長 土本  泰(学校長)
会長   伊藤 良一(同窓会長)
副会長  今枝 寛彦(同窓会幹事長)
副会長  丸山  強(野球部後援会長)
副会長  中村 恵介(野球部OB会長)
副会長  宮崎雄一郎(育友会長)
副会長  佐藤 和彦(野球部保護者会長)

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・関係者の方へ「募金のお願い」

・支援のお願い(PDFファイル)